最近本が読めない。
特に忙しいわけでも
別段に心に余裕が無いというわけでもない。
確かに卒論や就職活動で忙しいのだけれども
それにしたって実にマイペース。
中学高校とあんなにミステリーばかり読んでいたのに。
今にして思えば、あのころのほうがよほどに忙しかった。
では、ミステリーそのものに関心がなくなったのかといえば
そうでもないようだ。
書店に立ち寄ったら必ず衝動買いしてしまう。
古本屋に至ってはもっとタチが悪く、5冊単位で本棚を狭くすることもしばしば。
なのでいまだに私の枕元では森博嗣先生のシリーズが
いまかいまかと表紙をめくられるのを待っている。
これから就職なんてしてしまえば
きっと今以上に時間なんて無くなってしまい
こうしてblogを更新している時間さえ、後から惜しむような
そんな人間になってしまうのだろうか。
ネットが近しい存在になったし
関心のある事柄も増えた。
そんなことが時間の隙間に入り込んできたから
「本」が入り込む場所が無くなったのかも知れない。
「積ん読」なんて自分には縁遠い言葉だと思っていたけれど。
【高校のころは大きな本棚のある家が欲しいと思っていたkuro】