2011年5月、ヒムカラリーを見てきた。
以前は椎葉村でひえつきラリーという名称で行われていたようで。
以下JAFを引用。
http://jafevent.jp/event_info/area_info/index.php?From=detail&contribution_id=22632_______________________________________
自動車ラリー競技の最高峰、
全日本ラリー。
2011年は、北海道から九州まで
全8戦、
九州では、 佐賀県(第1戦)と宮崎県(第3戦)で開催されます。
競技の
みどころは、なんといっても
SS。
SSとはスペシャル(S)ステージ(S)=
速さを競う区間のことで、
路面によって
ターマック(舗装)、
グラベル(未舗装)、
ミックス(舗装と未舗装)の
3つに分けられます。
全SS区間の合計タイムが
最も速かった参加者が勝者となります。
来る5月、宮崎県美郷町を舞台に
全日本最速のラリーストがその走りを競う
「HIMUKA RALLY(ひむかラリー)’11」が開催されます☆
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HIMUKA RALLY'11 in美郷
http://w294.q.fiw-web.net/himuka.htm
ほう。全国で8か所の中にわが郷土の美郷町が選ばれているのだ。
なにを隠そう、私は車に詳しくない。
のだが、行ってもいいじゃないか、という触れ込みだ。
男は度胸!県民ならどこでも行ってみるのさ、というニュアンスだ。
美郷町は初潜入。
意外と遠い印象だったが、日向まで行けばこっちのものだ。
山間部へ向けて1時間くらい走ればよい。
会場に着いたものの、そこはピット作業中の真剣な参加者の姿が。
花。
花。
花。
で、お茶を濁す。
あまり詳しくない人間に対して白い目で見られているような強迫観念に襲われる。
間近で写真を撮るのもはばかられる真剣勝負の場だ。
「DOHCの略が何か分からない人はちょっと…」と言われれば「だぶるおーばーへっどかむしゃふと!」と叫ぶことはできるが、「マイベックの特徴を教えてください」と言われれば土下座だ。
そんなレベルだ。
おお。なにやら楽しげな車で来ている人がいる。
こんな人もいるんだな。
!?
車好きにはいろんな人がいるのだな…
と思ったら、参加チームのメロンブックスのアイドル、メロンちゃんだ。
いや、むしろメロンさんと呼ぶべきか。
この場では、チームとともに全国を転戦してきた彼女に畏敬の念を払わざるを得ない。
ちょうちょ。
現実逃避だ。
ピット作業後、車は順に会場を出て行くのだが、その後とんでもない山奥に会場を移す。
行く人に言っておこう。
ここでは観覧者にもラリーテクニックが要求されるのだ。
くれぐれもスバルの軽自動車などで行かないように。
大きな地図で見るだいたいこのあたり、だと思われる航空写真。
ハンパないぜ。
にわか雨と曇天を繰り返す山奥に車が順番に走ってくる。
車についてはわからないがエキサイティングだ。
詳しくはここを見てほしい。
http://w294.q.fiw-web.net/himuka.htm繰り返すが車のことはわからない。
ただ、みな上手かった。上手!GREAT!
一方通行のコースを走ってくるので、車を撮ろうと思えばチャンスは一瞬だ。
エンジン音が山々に響けば構える合図さ。
本当の山奥なので、人間は完全にアウェイ。
雨など振ってきても屋根のある観覧席などない。
ビニールシートを持参するか手ごろな石を見つけて腰かけよう。
山の天気は変わりやすく、雨は降り始めが一番やばいので気をつけよう。
傘を持ってきてもいいが、2時間ほど待つ必要があるので、カッパにしたほうがいい。
初夏といっても気温は低め。服装にも気を配ろうぜ。
帰りに立ち寄ったのが美郷町西郷区の石峠レイクランド。
谷of谷といった感じの素晴らしい景観。
温泉に入ってやったぜ。
露天風呂から撮影したわけではないものの、ほぼこれと同じ景色を見ることができます。
谷間を吹き抜ける風は、ちょっと他では体験できない心地よさ。
意味もなく叫びたくなる。素晴らしい。
2012年も予定されているヒムカラリー。
あなたもどうだろうか。