いやいや、まったく持ってそのとおり。
TVは楽しくあるべきです。
私のような「めちゃイケ教 南宮崎支部 サブリーダー」にとっては
27時間めちゃイケが見られるということで
前日からウキウキしっぱなしでした。
よかったですね。
実によかった。
24日の「生マジオネア」から「生笑わず嫌い」の流れは
おそらくTV史上に残る構成だったに違いありません。
本当にバラエティが好きな人たちのために
バラエティを作るのが好きな人たちが
全力でバラエティを作るとこうなるんだ、という典型が生まれた日でした。
ロンドンハーツを一度も見ていない人には
淳が「生マジオネア」で泡を吹きそうになっている面白さが伝わらないし
週刊誌のゴシップに目を通さない人には
ホリケンがなぜ脂汗を流しているのかがわからないでしょう。
「食わず嫌い王」と「笑わず嫌い王」の両方を見ていない人に
「生笑わず嫌い王」の驚愕の展開が理解できたかは微妙だし、
昔のとんねるずと今のとんねるずの両方を知らない人には
彼らの奇跡のネタの貴重さが、おもしろさがわからなかったでしょう。
めちゃイケのみならず、日本のバラエティは本人たちの気持ちとは裏腹に
やれくだらないとか、やれ教育上良くないとか、そうした批判を受け続けてきました。
本人たちは、少しでも茶の間の人に笑ってほしいだけなのに。
ナインティナイン、とりわけ岡村隆史はそうした批判を、敏感に感じていた一人です。
だから本気で27時間やり遂げたし
ネタとして1年間ジムに通って具志堅と殴りあえた。
たぶん、あの時間日本中の「おもしろいもの」を見たい人たちが
腹筋を引きつらせて笑い
ボクシングの展開に目を見張らせ
深野さんの歌に笑いながら感動していたに違いありません。
涙とか、感動がなくても
TVはできる。
彼らはそれを実証したかったのかもしれません。
楽しくなけりゃTVじゃないじゃん!
【実は岡村ボクシングで目頭を熱くした、田口トモロヲver.のkuro】